EGI・OH Kentarooのエギングブログ

エギングに関する為になるちょこっとネタ。〜エギ王に俺はなる!〜

ナイトエギングにおすすめのエギのカラーとは

”夜のエギングに挑戦してみたい!” エギングを始めた方なら誰でも一度は考えた事があるのではないでしょうか。『ナイトエギング』筆者としては非常におすすめですよ!

 

なぜおすすめなのかは後から解説するとして、まずナイトエギングを楽しむ際に無視できない課題はこれですね。

 

夜のエギングで有効なエギのカラーって何?

 

エギのカラー選びはもちろん夜に限らずですが、基本的な夜のカラーチョイスの仕方を知っておくのとそうで無いのとでは釣果に大きな差が生まれるのは間違いないでしょう。

 

 

目次

 

 

夜のエギングはシルエットを重視しよう!

 

太陽の光が無く、暗い海の中でアオリイカにエギの存在を気づいてもらおうとしたらどうすればいいのか。音や発光なども効果的ではあるが、一番重視して頂きたいことはシルエットである。音や発光は最初はいいが効果の持続性には波がある。無駄なプレッシャーをも与えかねないんです。

 

 

エギってほとんど一緒のシルエットでは?

 

ここで言うシルエットとは、エギの形そのものではありません。水中に沈めていった時に、水中で見た時に、よりクッキリハッキリ目視できる色の事です。ではその色とは何でしょう。

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実は色というより大事なのは下地なんですね。背中のカラーは正直何色でもいいんです。

ではなぜ下地が大事なのか、そして夜に効く下地とは? 結論からいきましょう!

 

① 赤テープ  ② パープルテープ

 

赤と紫のテープです。特に赤テープは夜の定番カラーです。夜に効くエギはシルエットが大事という話をましたね。この2つこそシルエットがハッキリ出せる下地なんです。

 

シルエットを出すのは背中の色では無いんですね。下地がシルエットを出すんです。

 

大事なのはアオリイカにエギの存在を知らせること。光の届かない夜の海の中でシルエットをハッキリ出して見つけてもらうことです。

 

ナイトエギングとデイエギングの違い

 

ナイトエギングとデイエギングの最大の違いは、暗いか明るいか、光量の違いですね。

 

ナイトエギングは当然暗い中での釣りになるので、やり辛い点がいくつかあります。

  • しもりや海藻帯といったストラクチャーが見えない
  • 着底がわかりにくい
  • アタリをとり辛い
  • 海の状況変化を目視しにくい

以上の事から夜のエギングを苦手だと感じる方も少なくないのではないでしょうか。

 

一方、夜だからこその利点も大いにあります。

  • そもそもアオリイカは夜行性で、釣りやすい時間帯。
  • 天敵の青物に襲われる心配がなく、警戒心も薄い。
  • 餌となるベイトが常夜灯の下に集まる為、狙いやすい。

夜はアオリイカが活発にベイトを捕食するゴールデンタイムなんですね。

 

夜はアオリイカが比較的釣りやすい!だからおすすめなんです。

 

これからエギングを始めたいと思っている方、夜もやってみたいと思っている方は是非ナイトエギングに挑戦してみて欲しいですね。

夜のエギングに忘れてはならないおすすめエギカラー

 

ナイトエギングで有効なカラーは全てシルエットがはっきり出る下地の物に軍配が上がるとは限りません。

 

闇夜や月明かり、常夜灯といったエギのカラーローテーションで注目すべき状況、場所もある事を忘れてはいけません。

 

そんな夜のエギングで常にスタンバイさせておきたいカラー3選を紹介します。

 

1:夜光     2:金テープ     3:ケイムラ

 

以上の3タイプは必ずカバンに忍ばせておいて損は無いと思います。

それでは順番に解説していきましょう!

 

①夜光

夜光エギとは文字通り発光するエギですね。グローとも言います。蓄光素材を使用されており、蓄光する事でエギ自体が発光。アオリイカに対してエギの存在を強烈にアピールします

 

特に月明かりや常夜灯がない闇夜におすすめですね。自ら発光しているので、遠くにいるイカにも気付いてもらいやすいんです。

 

ただし、アピール力が強い分、スレやすいと言われます。確かに筆者もしばしば感じる事もあります。読者の方の中にもいらっしゃるかもしれません。そんな時は同じ場所にキャストしない。着水位置をズラして釣り進んだり、ラトルタイプのように、まず活性の高いアオリイカをいち早く拾う為、パイロット的に使用しましょう。

 

実は夜光エギは夜間にのみ実力を発揮するわけではありません。日中でも濁りが強い時、深場を攻める時にも有効になります。光が届きにくい=視界が悪い=光でアピール。こうなるわけです。

 

実際に深場をシルエット重視の赤テープやパープルの下地のエギで攻めた後、夜光を入れるとヒットという事も!

 

②金テープ

満月の夜や、常夜灯周りなどの比較的明るい状況や場所では光をナチュラルに反射させてアピールできる金テープも有効になります。

 

ただし、いくら常夜灯周りなどの明るい環境だからといってボトムを重点的に攻めたい時や水深がある場所では光が届きにくい為、このような時はやはりシルエットで誘う赤や紫のテープの方が反応が良いかと思います。

 

③ケイムラ

最後にケイムラになりますが、そもそも論で”ケイムラ”とは何でしょう。誰かの苗字みたい聞こえますよね。『ケイ村さんが発見した発光体です。』みたいな。当然違います。

 

簡単に言うと紫外線を吸収して発光する蛍光色の事です。

 

一般的な使い所で言えば、曇天やマズメ、深場といったところでしょうか。では、なぜ紫外線が無いと効果を発揮しないケイムラを、太陽の光の無い夜に使うのか。それにはがキーワードになってきます。

 

月は極微量ですが紫外線を放出しているそうです。そのため月夜であればケイムラにも期待できると言うわけです。逆にグロー(夜光)よりも控えめな発光によりナチュラルに誘えているのではないか。と、筆者は強く感じています。

 

実際、秋のナイトエギングより、春のナイトエギングでのケイムラの実績が比較にならない程勝っているのです。これは捕食より産卵を意識したナーバスなアオリイカに対し、グローだと警戒してしまうがケイムラのナチュラルさが効いているのだと思います。

↑筆者も毎日勉強中↑

 

まとめ

 

イカがでしたか? 『なるほど!』と思った方、『いや、違うでしょ!』と思った方。この記事を、いや、エギのカラー選択についてインターネットで検索したことのあるあなたは、気がついているかもしれませんね。

 

そうです。エギのカラーローテーションについて、意見が一致、揃う事は無いんです。

皆がそれぞれ ”私はこう思う” そう言っているだけなんです。その程度なんです。

 

ですが今回は、ナイトエギングをしたいけど何色のエギを買えばいいか分からない方や、イマイチ夜に信頼出来るカラーに出会わない。そんな方の夜のエギ選びの”基本的な考え方”や”その人の軸”になってくれたら嬉しいな。そんな風に思っています。

 

そして自分の意思でエギのカラーを選択し購入し、自信を持ってキャストしていただけたら幸いです。

 

最後まで読んで頂き有り難うございました。