EGI・OH Kentarooのエギングブログ

エギングに関する為になるちょこっとネタ。〜エギ王に俺はなる!〜

アオリイカのリリースについて考えよう!

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さて、今回は特に新子のリリースについて考えていきましょう。

 

リリースに関しては正しいルールのようなものはありません。釣り人がそれぞれのルールを持ち、基準を持ち、リリースをなさっていると思います。

 

リリースするのであれば、なるべくイカにダメージが残らない様に。キープするのであれば、持ち帰って有り難く美味しく頂きましょう。

 

 

目次

 

リリースするサイズの基準とは

 

このサイズならリリース、このサイズは持ち帰り。そういった明確な決め事はありません。15センチから20センチがリリースサイズと言う人もいますし、コロッケサイズはリリース、トンカツはオッケーと言う人もいるでしょう。

 

○○百グラムまでは全てリリース!と言う人。『いやいや、そもそも秋の子イカを釣りになんて行かないよ!』と言う人もいます。

 

結論から言うとリリースの基準は自分の中で作るしかないと言う事です。

誰が正しく、誰が間違えているのかも図る事はできませんし、他人と比べる事でもありません。

 

同時にキープする自分なりの基準と言うものを定めても良いかもしれません。自分のリリース基準外のサイズばかりが釣れる事を良いことに、無駄に杯数を重ねることばかりしなくてもいい様に思います。

 

例えば、釣り上げた時のダメージが大きそうなイカのみを持ち帰る。ですとか、自分達が食べれる量だけ。自分と実家に。など、杯数やルールによって制限を作ると言う事です。勿論人それぞれですので、強要はしません。重要なのは『リリースしない以上、命を粗末に扱わない。』と言う事です。

 

さて、自分なりのリリースをするサイズ、ルール、基準は定まったでしょうか。では、これからは基準外のイカは即リリースですね!!・・・と言うわけには簡単にいきません。小さいからと言ってポイポイと海に帰された子イカ

 

さて、リリースされた子イカたちは無事に冬を越え、親イカとなり春を迎えられるのでしょうか。

 

リリースはイカの生存率を下げる!?

 

実は、海に帰したからと言ってそこからすくすくと成長してくれるかと言ったら、そうではない様です。ちゃんと気を使ってリリースしてあげているかで、その後、イカが成長できるか、死んでしまう事になるかが決まってくる様です。

 

カンナやギャフが目に刺さったり、触腕が千切れたり伸びきってしまうと、イカの捕食能力を著しく低下させてしまいます。こうなるとリリースされても残念ながら死んでしまう個体もいる様です。

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リリースをする前に注意して欲しい事は、素手では触らないことですね。イカは勿論、魚にとって人間の手は高温です。人の体温でも火傷をしてしまうような大きなダメージを与えてしまいます。

 

地面に直にイカを置くのも同じ事です。このようにダメージを負ったアオリイカはリリースをされても生存率は低くなってしまいます。

 

少しでも生存率を高く保つ為にリリースの仕方に注意し、素早く海に帰してあげましょう。

 

 

リリースの仕方に注意しよう

 

高い場所から放り投げることは出来るだけ避けたいですね。水面にぶつかる衝撃でイカにダメージが残ります。可能であれば階段を降りてだったり、タモを使ってなるべく水面近くで、もしくは水に浸けたまま優しくリリースしてあげましょう。

 

体内の海水が抜けない様に注意する必要もあります。海水が抜けてしまうと直ぐに衰弱してしまいます。こんな状態でリリースしても上手く泳いでいけません。鳥や他のフィッシュイーターに捕食されてしまうでしょう。

 

先にも申し上げましたが、可能であれば素手で触ること無く、エギだけを持って水中でカンナを外してあげたいですね。写真を撮ってから逃してあげたいのであれば、地面を海水で濡らして温度を下げる作業をしてからイカを静かに置いて写真を撮ってください。

 

アオリイカの乱獲について

 

”乱獲”と聞くと、リリースとは相反する言葉ですよね。ですがあえて話題に挙げたいと思います。それは何故か。それはリリースを推奨する裏には、資源保護の為に乱獲はダメ!と言われているからです。

 

小さいアオリイカを捕り過ぎると、次世代のアオリイカが育たなくなるのでやめましょう!!

 

そう聞くと、『確かに!来年釣れるアオリが少なくなるのは嫌だな。』そう感じるかもしれませんが、果たして本当にそうでしょうか。

 

アオリイカの産卵は一回に200個〜800個。しかもアオリイカの産卵は一回では終わりません。おおよそ1〜2ヶ月の間に10回に分けて行います。と言うことは、調子の良い一匹のメスの個体で約8000個の卵を産む事になります。

 

一匹のメスの個体から約8000個の卵ですよ!メスのイカが海の中にどれだけの数いるか想像してみて下さい。 さて、少し考えて見たら、生まれてくる子イカの数はとんでもない数という事は容易に想像できると思います。

 

おかっぱりアングラーの私達ごとき(笑)が、今日は大漁だ!と喜んだ所でたかが知れていると言う事です。

 

問題なのは、何も考えず、釣れるだけ釣って満足して帰った後に、さて困ったなぁ。食べきれないな。冷凍庫に入り切らないな。となってしまう事。

 

来年釣れてくれるアオリイカの心配をするより、今そこにある命を無駄に奪うこと。それが一番怖い”乱獲”と言う物なんだと思います。

 

まとめ

 

リリースに対する考え方は釣り人個人で違っても良いのです。但し、『自然と生き物に今回も楽しませて頂いた。』そう思って、リリースの際は『遊んでくれてありがとう』と、感謝を持って海に帰してあげましょう。

 

命を無駄に奪わなければ”乱獲”とは言わない。私はそう思っています。釣るだけ釣ってずーっとイカが冷凍庫の肥やしになっている。そんな粗末な命の扱い方はやめるべきですよね。

 

そして持ち帰った命は、大事に、美味しく、食べてあげましょう。

それが、自然と生き物を相手に遊ばせて頂いている釣り人の最低限のマナーです。

 

今回も読んで頂き有難うございました。

日中のエギングは釣れないのか!?デイゲームでアオリイカ攻略!〜秋編〜

皆さんこんにちは。

今回は日中のエギングでアオリイカ攻略”秋編”ということで、秋のデイゲームの初歩的なポイント、基本的な考え方について紹介していきます。

 

目次

昼(デイゲーム)でもちゃんとアオリイカは釣れる

 

エギングって夜のイメージなんだけど、昼間に釣れるの?

そうですよね。こんな印象もごもっともだと思います。確かに夜の方がイカが活発に捕食行動を行い、警戒心も薄くなるので釣りやすいとは思います。

 

でも大丈夫!ちょっとしたコツやポイントを抑えておけば誰でもアオリイカを昼間に釣ることは可能です。

 

特に今回は秋編です。秋は新子のシーズンです。新子は警戒心が薄い上に好奇心旺盛ですからデイゲームでも釣りやすいと言えるでしょう。

 

特に秋のデイエギングは初心者さんにオススメ

そもそもエギング初心者さんがいきなり夜の暗闇の中で釣りをする事自体そこそこ大変な事なんです。考えてみて下さい。上手にキャストが出来ない、自分とエギとの距離感もよく分からない、ハッキリ言って何をやっているか分からない。これ、結構しんどくないですか?

 

おまけに釣れないなんて事になったら、せっかく始めたエギングが嫌いになってしまうことだってあるかもしれません。つまらないと思ってしまうかもしれません。

 

ところが、デイゲームなら投げたエギの飛距離も目視出来ます。狙ったポイントに投げれているかなど、キャストの練習も出来ます。着底も分かりやすく、ラインからのアタリもとりやすい。PEラインでのトラブルも夜より激減しますし、リーダーを結ぶのも楽ですよね。

 

そして最も初心者さんにお勧めと断言したい点は、イカの姿が見える。という事です。秋は新子のシーズンと言いましたが、新子は漁港など比較的穏やかな場所に居る事が多いです。コンクリートの角、船の下、ロープ周り。子イカが群れているのが確認できると思います。

 

では、イカの姿が見える事の何がいいのかと言うと、イカの反応を見る事が出来るんですよ。今、この時のイカが好むエギのカラー、エギのサイズ、沈下スピード。どれに対してもイカが実際に目の前でどういう動きをしてくれるのかが見える。こんなに勉強になることはありません!

 

そして実際に目の前でイカが自分の操ったエギを抱いてくる訳ですよ。なかなか興奮しますよね。ハマりますよエギングに。そうしたら沖でエギを操作していてもイメージが湧きやすいんですよ。反応がなければ次はこのエギにチェンジ!が自然に出来るようになります。

 

だって実際にイカの反応を自分の目で見てる訳ですから。

 

その経験がイメージとして残り、季節が変わった春のブラインドの釣りにも必ず活きてきます。

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ランガンで居付きのイカをテンポ良く釣ろう

夜と違って明るい為、水面の変化や水中のシモリなどが目視できますよね。そういった目で見える流れのヨレだったりストラクチャー回りなど、イカが居付いてそうなポイントのボトムを丁寧に通してあげよう。

 

その事を常に意識して、出来るだけポイントを回ってみよう!ボトムを丁寧に探るが、テンポ良く移動しましょう。イカが居れば日中でも秋は勝負が早いんです。釣果は足!沢山動いたら、その分のアオリイカに出会えるはずです。

 

ただし、足で稼ぐのは良いけれど、先ほど伝えた事はしっかり意識してくださいね。

 

イカが居付いていそうなポイントのボトムを丁寧に通す!

 

これを繰り返しながらどんどん動き回るんです。渋い時もあるでしょうが、秋のデイゲームでは必ず釣果に直結する行動です。

 

活性が低い時の攻略法

秋は天候によりイカの活性が急激に変化します。急に冷え込んだり、と思ったら暖かい日が続いたり。不安定な水温も低活性のなる要因の一つです。

 

逆に寒くても水温が安定していた方が釣れやすい事の方が多いです。

 

釣行当日が、急に寒くなった。とか、急に暖かくなった。などの天候に絡んでいる日で、なおかつ渋いと感じたら、水温が原因かもしれません。

 

対処法としてはきっちりボトムを攻める事です。イカは急な水温変化で表層や中層に元気に動き回れないでいます。少しでも水温の安定したボトム付近にいる事が多いんです。

 

明るい時間帯は青物が回遊しています。イカの天敵ですね。シーバス、サゴシ、ブリ、カンパチ、太刀魚。日中はこれらの回遊によってイカが怯えている可能性もあります。

 

対策としては、こちらもボトムを攻めるは勿論、青物が入って来にくいシャローを攻める。であったり、港内を攻める。などがいいと思います。

 

デイゲーム攻略には、ベイトの存在であったり、水温、濁りだけではなく、外敵の要素も考えてみる必要があるようです。

 

まとめ

秋の新子は潮の早い外洋向きより漁港などの比較的穏やかな場所に集まりやすいです。そうすると自然とロープであったり、ブイ、船などの近くにキャストする場面が多くなりますので、キャストには細心の注意を払う必要があります。エギを引っ掛けてしまい、そこで働く方達の迷惑にならない様、釣りを楽しみましょう。

 

キャストにまだ不安がある方は、大丈夫!多少狙いたい所からズレていても秋の子イカは興味があれば離れていてもすっ飛んできますから。

 

イカがでしたか?秋は日中でも十分アオリイカを狙う事が出来ます。あとはサングラスやメガネ、ライフジャケットの着用を忘れずに、秋のデイゲームを思いっきり楽しんで下さい!

ナイトエギングにおすすめのエギのカラーとは

”夜のエギングに挑戦してみたい!” エギングを始めた方なら誰でも一度は考えた事があるのではないでしょうか。『ナイトエギング』筆者としては非常におすすめですよ!

 

なぜおすすめなのかは後から解説するとして、まずナイトエギングを楽しむ際に無視できない課題はこれですね。

 

夜のエギングで有効なエギのカラーって何?

 

エギのカラー選びはもちろん夜に限らずですが、基本的な夜のカラーチョイスの仕方を知っておくのとそうで無いのとでは釣果に大きな差が生まれるのは間違いないでしょう。

 

 

目次

 

 

夜のエギングはシルエットを重視しよう!

 

太陽の光が無く、暗い海の中でアオリイカにエギの存在を気づいてもらおうとしたらどうすればいいのか。音や発光なども効果的ではあるが、一番重視して頂きたいことはシルエットである。音や発光は最初はいいが効果の持続性には波がある。無駄なプレッシャーをも与えかねないんです。

 

 

エギってほとんど一緒のシルエットでは?

 

ここで言うシルエットとは、エギの形そのものではありません。水中に沈めていった時に、水中で見た時に、よりクッキリハッキリ目視できる色の事です。ではその色とは何でしょう。

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実は色というより大事なのは下地なんですね。背中のカラーは正直何色でもいいんです。

ではなぜ下地が大事なのか、そして夜に効く下地とは? 結論からいきましょう!

 

① 赤テープ  ② パープルテープ

 

赤と紫のテープです。特に赤テープは夜の定番カラーです。夜に効くエギはシルエットが大事という話をましたね。この2つこそシルエットがハッキリ出せる下地なんです。

 

シルエットを出すのは背中の色では無いんですね。下地がシルエットを出すんです。

 

大事なのはアオリイカにエギの存在を知らせること。光の届かない夜の海の中でシルエットをハッキリ出して見つけてもらうことです。

 

ナイトエギングとデイエギングの違い

 

ナイトエギングとデイエギングの最大の違いは、暗いか明るいか、光量の違いですね。

 

ナイトエギングは当然暗い中での釣りになるので、やり辛い点がいくつかあります。

  • しもりや海藻帯といったストラクチャーが見えない
  • 着底がわかりにくい
  • アタリをとり辛い
  • 海の状況変化を目視しにくい

以上の事から夜のエギングを苦手だと感じる方も少なくないのではないでしょうか。

 

一方、夜だからこその利点も大いにあります。

  • そもそもアオリイカは夜行性で、釣りやすい時間帯。
  • 天敵の青物に襲われる心配がなく、警戒心も薄い。
  • 餌となるベイトが常夜灯の下に集まる為、狙いやすい。

夜はアオリイカが活発にベイトを捕食するゴールデンタイムなんですね。

 

夜はアオリイカが比較的釣りやすい!だからおすすめなんです。

 

これからエギングを始めたいと思っている方、夜もやってみたいと思っている方は是非ナイトエギングに挑戦してみて欲しいですね。

夜のエギングに忘れてはならないおすすめエギカラー

 

ナイトエギングで有効なカラーは全てシルエットがはっきり出る下地の物に軍配が上がるとは限りません。

 

闇夜や月明かり、常夜灯といったエギのカラーローテーションで注目すべき状況、場所もある事を忘れてはいけません。

 

そんな夜のエギングで常にスタンバイさせておきたいカラー3選を紹介します。

 

1:夜光     2:金テープ     3:ケイムラ

 

以上の3タイプは必ずカバンに忍ばせておいて損は無いと思います。

それでは順番に解説していきましょう!

 

①夜光

夜光エギとは文字通り発光するエギですね。グローとも言います。蓄光素材を使用されており、蓄光する事でエギ自体が発光。アオリイカに対してエギの存在を強烈にアピールします

 

特に月明かりや常夜灯がない闇夜におすすめですね。自ら発光しているので、遠くにいるイカにも気付いてもらいやすいんです。

 

ただし、アピール力が強い分、スレやすいと言われます。確かに筆者もしばしば感じる事もあります。読者の方の中にもいらっしゃるかもしれません。そんな時は同じ場所にキャストしない。着水位置をズラして釣り進んだり、ラトルタイプのように、まず活性の高いアオリイカをいち早く拾う為、パイロット的に使用しましょう。

 

実は夜光エギは夜間にのみ実力を発揮するわけではありません。日中でも濁りが強い時、深場を攻める時にも有効になります。光が届きにくい=視界が悪い=光でアピール。こうなるわけです。

 

実際に深場をシルエット重視の赤テープやパープルの下地のエギで攻めた後、夜光を入れるとヒットという事も!

 

②金テープ

満月の夜や、常夜灯周りなどの比較的明るい状況や場所では光をナチュラルに反射させてアピールできる金テープも有効になります。

 

ただし、いくら常夜灯周りなどの明るい環境だからといってボトムを重点的に攻めたい時や水深がある場所では光が届きにくい為、このような時はやはりシルエットで誘う赤や紫のテープの方が反応が良いかと思います。

 

③ケイムラ

最後にケイムラになりますが、そもそも論で”ケイムラ”とは何でしょう。誰かの苗字みたい聞こえますよね。『ケイ村さんが発見した発光体です。』みたいな。当然違います。

 

簡単に言うと紫外線を吸収して発光する蛍光色の事です。

 

一般的な使い所で言えば、曇天やマズメ、深場といったところでしょうか。では、なぜ紫外線が無いと効果を発揮しないケイムラを、太陽の光の無い夜に使うのか。それにはがキーワードになってきます。

 

月は極微量ですが紫外線を放出しているそうです。そのため月夜であればケイムラにも期待できると言うわけです。逆にグロー(夜光)よりも控えめな発光によりナチュラルに誘えているのではないか。と、筆者は強く感じています。

 

実際、秋のナイトエギングより、春のナイトエギングでのケイムラの実績が比較にならない程勝っているのです。これは捕食より産卵を意識したナーバスなアオリイカに対し、グローだと警戒してしまうがケイムラのナチュラルさが効いているのだと思います。

↑筆者も毎日勉強中↑

 

まとめ

 

イカがでしたか? 『なるほど!』と思った方、『いや、違うでしょ!』と思った方。この記事を、いや、エギのカラー選択についてインターネットで検索したことのあるあなたは、気がついているかもしれませんね。

 

そうです。エギのカラーローテーションについて、意見が一致、揃う事は無いんです。

皆がそれぞれ ”私はこう思う” そう言っているだけなんです。その程度なんです。

 

ですが今回は、ナイトエギングをしたいけど何色のエギを買えばいいか分からない方や、イマイチ夜に信頼出来るカラーに出会わない。そんな方の夜のエギ選びの”基本的な考え方”や”その人の軸”になってくれたら嬉しいな。そんな風に思っています。

 

そして自分の意思でエギのカラーを選択し購入し、自信を持ってキャストしていただけたら幸いです。

 

最後まで読んで頂き有り難うございました。

 

秋のエギングシーズン到来!簡単に釣る為の基本のキ。

みなさんこんにちはEGI・OHKentarooです!

 

このブログでは初心者の方でも楽しく読める様に、

シンプルで、分かりやすくエギングに関する話題を

発信していきたいと思います。よろしくお願い致します。

 

さて、既に皆さんの行っているフィールドでも秋イカシーズン突入してますよね?

数釣りが楽しめる最高のシーズン到来という事です。

 

但し、何でもかんでも投げれば釣れるという訳でも当然ありません。

 

今回は、9月の基本的なエギの選び方、少しでも釣果を伸ばす為の考え方について私個人の見解も交えながら紹介していきましょう。

まだエギングを始めたばかりの方は少しでも参考になれば嬉しいです。

 

目次

 

9月に選ぶべきエギのサイズ

 

8月末から9月上旬の持ち帰りを控える様な小さな個体、いわゆるコロッケサイズってやつですね。新子調査というこの短い時期は、2号や2.5号でもいいです。

 

地域にもよりますが9月中旬からは秋シーズン真っ盛りと行った傾向になります。岸から最も釣り易くなるという事です。

 

そこからは間違いなく3.0号を軸にゲームを組み立てていきましょう。

 

理由としては、以下の3つです。

    1. 飛距離が出せる。
    2. 釣れる数を伸ばしやすい。
    3. 小型から大型まで拾える範囲が広い

 

効率よく秋のアオリイカを釣るのに最大公約数となるのが3.0号なんです。3.0号を使用していて、反応が悪いと感じたら、すぐに2.5号にサイズダウンしがちですが、一気にサイズダウンしてしまうと、次の引き出しがなくなってしまいます。

 

3.0号ノーマルで乗りが悪いと感じたら、同じサイズ、もしくはサイズアップしてのシャロータイプへ。その後にサイズダウンの2.5号。このローテーションで最後の一手が残ります。

 

エギは小さいシルエットの方がスレにくいと言います。だから数を伸ばしやすいし、数を釣っていると良いサイズが混じる確率が上がるんです。

 

3.0号をメインに使用し、さまざまな状況にアジャストして行けば、もっともっとキャッチできるアオリイカの数が増える。というわけです。

 

 

 

 

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時間帯別エギのカラー選び

 

エギのカラー理論は”この時期だから”という訳ではありませんが、知っていて損はありませんので紹介します。

 

 

エギには背中の色と下地の色があり、またそれぞれに色んな色が存在して、その組み合わせは複雑です。

 

購入するのにも迷いませんか笑?私も最初釣具屋さんでエギコーナーを見た時に『ちょっと待て』『何買ったらいいの!?』と、カラバリに驚きました。自分にはエギングは無理なんじゃないかと思いましたね笑

 

釣具屋さんやフィールドで悩まなくていいようにカラー選びの考え方をシンプルにしていきましょう!!

 

背中の色の選び方

濁りには派手な色、澄んでいたらナチュラルに!

 

これでいいと思います笑 『またまたぁ。適当過ぎでしょ〜』

そんな声も聞こえてきそうですが、冗談抜きで、これくらいシンプルな考え方でいいですよって事です。

 

エギが見辛く濁っている潮の色の時は、オレンジやピンクなどの派手な色を選びましょう。

自分からもイカからもエギが見やすいですからね。視認性が良ければ、イカの追尾も発見しやすいですからね。

 

逆に潮が澄んでいる時は、ベイトフィッシュのブルー系。海底にいる小魚に模したブラウン系などのナチュラル系やダーク系の自然に近い色を選びます。

 

要するに

背中の色は潮の色に合わせて変えよう!という事です。

 

下地(テープ)の選び方

光の量(色)と下地のカラーを合わせよう!

 

これですね。

下地のカラー選びで悩んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。では日の出前から順にいきましょう!

 

水平線から太陽が顔を出そうとしています。太陽が昇るにつれ、色がだんだん赤色からピンク色、陽が上がったらオレンジ色に変化していきます。それに合わせて下地のカラーをチェンジしていきます。

 

完全に明るくなったら金色。太陽が真上に来て強い光になったら銀色やホログラムの強い光を反射できるカラーを選びます。太陽が沈んでいく時は逆の選択をしましょう。金色⇨オレンジ色⇨ピンク色⇨赤色。こういった感じです。

 

まだ夜、暗い内は赤色やパープルといった、シルエットがハッキリするカラーを選びます。夜光タイプもありますが、個人的には出番は夜より濁っている時か、暗くなってから1時間位までですね。変なプレッシャーがかかってる気がして汗 あくまで個人的です。

 

ケイムラは透明なボディーで、反射ではなく紫外線を受けて発光するものです。光が強い時はもちろん、曇り空におすすめです。紫外線は曇っていても届くので有効ですね。ケイムラと言えば、今なお爆発的な人気を誇るYAMASHITA エギ王K ムラムラチェリーやブルーポーション!!私も大好きです。

 

↑エギング専門チャンネルあります↑

反応が悪くなったと感じたら

 

いくら数釣りが楽しめる秋だからといって、みんながみんな釣れ続けるなんて流石に不可能ですよね。タイミングや潮の影響でバイトが遠のくなんて当然の出来事。

 

だけど水中にはイカは確実にいるんですよね。分かってるんだけどなかなか反応してくれないんだから参っちゃいますよね汗

 

誰にでもあると思うんです。そういう渋い時間帯って。でもいつも一緒に釣りに行く仲間でも、結局いつも釣り負けてしまう人いませんか?

 

釣り歴もそんなに変わらないのに、道具は俺の方が良いのに・・・みたいな。

 

そんないつも釣り勝つ人が意識している事、今回は厳選して3つ紹介します。

  1. シャクリ方がいつも一緒ではない。
  2. 渋い時こそしっかりボトムを攻めている。
  3. エギのフォールスピード、サイズをローテーションしている。

 

逆を言えば、釣れないループからなかなか抜け出せない人は、上記を疎かにしている可能性があるって事です。

 

『いやいや、私に限ってそんな事あるかいな!』

 

そんな事を思った方は要注意です。

 

確かに上記の事くらい知ってるし、実際やってるよぉ。そう思う方の少なくないと思いますが、よく考えて、あぁ、確かに、疎かにする事もあるな〜。そう思えたほうがレベルアップしていくと思いませんか。

 

私自身、いまだに当てはまります汗

 

有名な釣り場、アングラー多数、先行者が一晩中叩いた後、とか、フィールドのプレッシャーが高くなる程、同じリズムのシャクリ方ではイカを飽きさせ、プレッシャーだけかけて沖へと向かわせてしまいます。

 

シャクリ方にバリエーションを持とう!という事ですね。

 

デイゲームを愛するアングラーさんには特にですが、日中はアオリイカの天敵も視認性が良くなる為、中層から表層にかけてアオリイカは浮くのを嫌います。

 

つまりボトム中心に攻める必要があります。但し、ボトムを攻めるとどうしても根がかりのリスクがつきものです。高価なエギをロストしてしまう可能性がありますから、あえてボトムは攻めないというアングラーさんもいます。

 

しかしアオリイカのいないレンジにいくらエギを通しても釣れません。プロのアングラーさんでもボトムしか攻めないって人もいるんですって。

 

ロストって誰でも嫌ですよね。好き好んでエギを海に奉納する人はいません。私もボトム怖いです汗 でもアオリ釣りたきゃ、ボトムは外せないって事ですね!

 

3番目のローテーションなんですけどねぇ、これが意外とサボりがちな方、少なくないと思います。

 

このカラーは俺にとって一軍だから。前回これで釣れてるから。さっきもこれで釣れたから。面倒臭いし。

 

そんな思いが頭をよぎった事あると思うんですよ。だから反応が悪いと気付いていても意外とエギをチェンジしてなかったりします。しかもこの思考ってなかなか頭から離れませんよね。一度甘い蜜を貰っていますし、楽だし。その美味しい考えを捨てるのって少し苦しいですから。苦しいの嫌じゃないですか笑

 

でも、その美味しい考えを離す事が出来て、違和感を感じたらラトル入りからノンラトルに変えたり、ノーマルからシャローに変え、3.0号から2.5号に変える。そして水の色を見てカラーも変える。それを自分の直感を信じて瞬時に行動する事が出来たら、人より釣れる人の考え方に近づいた。そうゆう事です。

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もし、質問などありましたらコメントいただけたら分かる範囲でお答えしますし、質問に対する回答を記事にしてお答えできたらなと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました。